貴乃花親方の引退

子供の頃、祖父と一緒に相撲を観ていたので嫌いではないが、特に相撲ファンではない。スポーツは全般好きなので、相撲についても多少の知識はあると思う。

貴乃花の現役時代も知っている。

成績も振る舞いも申し分なく、素晴らしい力士だった。それは間違いない。

でもあまり好きになれなかったのは何故だろうか。魅力を感じなかったのは何故だろうか。そのまま今も同じ気持ちだ。

彼は意固地だと思う。自分もそういうところがあるから少しわかる。自分の考えを曲げない。変な正義感がある。卑怯なやり方は許せない。

貴乃花に魅力を感じないのだから、意固地な自分も同じだ。魅力のない人間だ。

まあ私のことはともかく、彼はなかなか折れることができない人物だと思う。これまでの様々な問題の一因はここにあると思う。

さらに相撲協会が腐りきっているので、いつも解決の方向にはいかないのだ。双方に問題あり。

この件に興味があるわけではないが、自分の欠点について見つめ直すいい機会だった。

一方で「ブレない」と良くとってくれる人もいる。でもブレないことと意固地は違うということを肝に銘じておこう。